「北の果てのフリージャズ 9」






10月16日(水)



みなさん、こんにちは。
ご無沙汰しております。



ついに、この旭川では10月中旬というのに「雪」が降りました。
山々では、早くからの冠雪でさすがに街では
日に日に冷たい風が吹いてはいましたが。。。。。




あ〜ぁ、とうとう雪です。
長い冬の始まりです。




こんな時は、たっぷりと音楽に浸って
じっくりと聴き入りたいものです。。。。。。





。。。。。と、いうわけで




今回は【MJQ・ウィズ・ポール・デスモンド】から
バグス・ニュー・グルーヴでの【ジョン・ルイス】のピアノ・ソロを取り上げます。





この有名な「ミルト・ジャクソン」のブルースをMJQが
「ポール・デスモンド」と一緒に演るという変わった面白さがありますが
なんといっても注目すべきは、バッキングとソロにおける【ジョン・ルイス】のピアノです。





「ミルト・ジャクソン」のソロに対するバッキングは伝統的なスタイルですが
装飾的にコードを散りばめるのではなく
バックリフのように、繰り返しを多くしてムードを高めています。
これがシンプルなのですが、出来そうでできない。。。。。。。。。






以前モントルーでのライヴビデオで
ビリーズ・バウンスを「ビル・エヴァンス」と交替で弾くのを見たことがありますが
「エヴァンス」のブルース演奏も珍しく
なかなかレベルの高いもので、さすがだなぁ〜と感心しましたが





その「エヴァンス」のソロの後を次いで
【ジョンルイス】のソロが続いたのですが、これがまた素晴らしく良かった。。。。。。。。
何というか。。。。真実味が違って。。。。リアルなブルースに感じました。。。。。。





単純に言って黒人の人達のブルース感覚・資質の深さが伝わってきて
非常に考えさせられる両者の演奏でした。。。。。。。





それで、ここでの【ジョン・ルイス】のソロですが
「セロニアス・モンク」の“ストレイト・ノー・チェイサー”の様なフレーズで始まり
結局、4コーラス最後まで、このフレーズのヴァリエィションに凝って緊張感を持たせています。





特に、4コーラス目の終り「ミルト・ジャクソン」に受け渡すべく
上昇していくフレーズのところは最高で
なんとも言えない解放感があります。





ブルースに限らず意味のある演奏といったものは
そう、いつも演れるものではないと思いますが
この【ジョン・ルイス】のブルース・ソロは
曲に対する誠実さということで、素晴らしいお手本となっています。







では。







また。








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「北の果てのフリー・JAZZ 8」





6月25日(火)











みなさん。こんにちは。






ここ旭川も、やっと初夏らしい気候になり
このまま気分上々で行きたいものだと思います。







さて、今回も好評のシリーズ【ジャズ・ブルース】として








アルバム【ケニー・ヴァレルの全貌】から
エルヴィン・ジョーンズ作曲の“ダウン・ステアス”を取り上げたいと思います。








今回は、ジャズギター。
そのなかでも、ひときわブルージィーな「ケニー・ヴァレル」とあって
ブルース・ギターの奏法とかなり重なるものがあります。









ここでの「ケニー・ヴァレル」のアドリヴ・ソロは
「チャーリー・パーカー」などのビ・パップ・ブルースともいうべき
細分化されたコード分解的フレーズと違い








ワンコード的、もしくは、ブルース・モード的で
かなり単純な音使いなのですが
何故かカッコよく、スッキリとした流れになっています。









それは、ブルースの音階自体が、ただのスケールではなく
メロディックな雰囲気を含んだモード的なものだと
言えるからでは、ないでしょうか。。。。。。









この曲のアドリブ・ソロで
最初のコーラスの9小節目に出てくるフレーズ Cシャープ→G の音使いが
ディミニッシュ的でカッコ良く
この単純なソロを、ちょっとしたものにしています。









ここで特に感じるのは、ギターはブルースにあっている。。。。。。
ブルースをリアルに演れるのは
【ギター】が一番ということです。。。。。











それでは。










また。










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「北の果てのフリーJAZZ 7 」




2013年5月5日(日)




みなさん。こんにちは。





ゴールデンウィークも終盤ですね。
どのように過ごされているでしょうか。





ここ、旭川においては
連日の悪天候の中、驚くなかれ雪までおまけがつき
真冬なみの身支度でした。
春は遠くになりにけり〜〜〜寒すぎ〜〜です。






さて、今回も前回に引き続き
ジャズの演奏での「ブルース曲」
【ジャズ・ブルース】にスポットをあてていきたいと思います。






「トミー・フラナガン」の名盤と言われている
『オーヴァーシーズ』からリトル・ロックを取り上げてみたいと思います。






演奏は、曲というほどのテーマらしきものは無いのですが
ウォーキング・ベースから始まり、ピアノがいきなりブルースそのものに入っていく。。。。。
この、ソロの入り方が、実にいいんです。。。。。。。







雰囲気いっぱいの「エルヴィン」のブラシワークと、ピアノの短いフレーズで、
ブルースのこの時の可能性を探ってゆくような弾き方。。。。。。
期待感でゾクゾクしてきます。






コーラスを追うごとに、フィーリングが高まり
ベースもドラムも単なる伴奏者の或を超えて
ジャズの演奏は、こうやるのさ! ともいうべき
最後まで緊張感が持続した、素晴らしくも楽しい演奏になっています。







「エルヴィン・ジョーンズ」のブルース好きは有名で
そのドラム・スタイルも8分の6拍子系の感じで、ブルース調ともいえます。







ベースの「ウィルバー・リトル」は昔のミュージシャンらしく
実に肝っ玉のすわった男らしい演奏をしていて、この曲の軸になっています。








3人とも、たいした名人で、男が「ブルース」を演るというのは
まさに、こういう演奏のことをいうのではないでしょうか。。。。。。。










それでは







また








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「北の果てのフリージャズ 6」









2013年4月14日(日)



みなさん。こんにちは。



大変ご無沙汰しておりました。





こんなに時間が空いた時。。。。。



あの偉大な「サン・ラ」なら
“ちょっとタバコを買いに行くつもりが、土星に寄り道をして遅くなってしまったんだ”
なんて言うのでしょうが。。。。。。。。。。




凡人の私は、毎日たいした変化もなく
ローカル線の景色のように牧歌的に過ごしていました。。。。。。。。





今回は、ジャズの演奏での「ブルース曲」を
いままで聴いてきたなかで “これは”と感じたものを
何曲か取り上げたいと思います。





まず最初は 「ブルースの真実/オリバー・ネルソン」です。
このアルバムは、全編「オリバー・ネルソン」の曲のカッコよさと
「エリック・ドルフィー」のソロを聴くためにあるようなもので




“ティニーズ・ブルース” における
いきなり頭から大胆に切り裂いていくようなリズミックなアドリブソロは
ブルース・ギターの名人と変わらない熱気があります。




まるで全身雷に打たれた状態!!! 完璧にしびれます。。。。。。




まさしく「ブルース・パワー」です。。。。。。





ジャズメンがブルースを演奏するのは、そう簡単なことではなくて
あの「チャーリー・ミンガス」でさえ、ブルースを演るのは非常にむずかしい。。。
と言う話を、何かのライナー・ノーツで読んだことがあります。





スタンダード的なコード進行の曲と違い
ワンコードに近いシンプルなコードでのアドリブは
より自発的なものが要求され





「フリー・ジャズ」とまでは、いかないにしても
相当プレイヤーにプレッシャーがかかるということです。。。
ぜひ、聴いてみてください。





では。





また。





次回も「ブルース」でいきます。。。。。。。。。







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「今年もありがとうございました」




12月27日(木)





皆さん、お久しぶりです。




気が付けば、12月もあと残すところ僅かになってしまいました。
2012年が過ぎ去ろうとしている時間の速さに
今更ながら驚いているこのごろです。




ここ数日は、ひどい天候で
−29℃、−25℃などが続いたかとおもうと
翌日からは、猛吹雪や大雪に見舞われ
大自然に振り回されながら、なんとか生きている感じです。





この天候の不順のように
実に変化の激しい年で、足元が定まる間もなく
突き動かされて終わる一年のように思います。





元気を出して・・・といえば、元気をへし折られたり
気力を出して・・・といえば、体の力を抜かれてしまうような
八方ふさがりの苦しい年であったように思います。





経済の復活は、大切で望むところではあるけれど
追いすぎると、大きな歪みがでてしまうことも懸念されますし・・・・
不安ばかりが残ります。








先日観た映画「猿の惑星/ジェネシス」は、ものすごく面白かった。
主人公の「シーザー(猿)」は、リアルでカッコイイ。




なんといっても【眼】の表情がいい。
人間の眼であり、深い眼差しが思考の奥深さを語っている。





虐待された多くの仲間を救い、リーダーとなり
人間と闘って最後の決戦へ向かう時の
騎馬の「シーザー」は、特にハッとさせるものがあり
腰が思わず椅子から浮き上がるほど、カッコよかった。





また、命がけで「シーザー」を救うゴリラの行動も
涙誘うものがあり、何回観ても飽きない映画でした。





観た方もいるでしょうが、まだの方には
是非オススメしたい一作です。






では、良いお年を!!!!!
今年も、ありがとうございました。






金子







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